【神奈川県内で発生】犬猫の致死率最大60%、人にもうつるマダニの危険な感染症
「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」について
こんにちは!横浜市青葉区つつじが丘のベルジェ動物病院です。
今回は、いま日本の動物医療界や行政が最も警戒を強めている、ダニ媒介性の感染症「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」について、愛犬家・愛猫家の皆様へ重要なお知らせです。
これまで「西日本の病気」というイメージが強かったSFTSですが、近年、神奈川県内でも人や動物の感染が相次いで報告され、県からも公式に注意喚起が発表されています。
ここ横浜市(青葉区・緑区・都筑区など)の身近な公園やお散歩コースも、すでに地続きの警戒エリアとなっています。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/e8z/sfts.html
1. SFTSの恐ろしい特徴と「高い致死率」
SFTSは、ウイルスを持った「マダニ」に咬まれることで感染する病気です。
ワンちゃんやネコちゃんが発症すると、発熱、嘔吐、下痢、元気がなくなる、出血傾向(血小板の減少)などの症状が現れます。
非常に致死率が高いことが特徴で、発症した場合の致死率は「犬で約30%」「猫では約60%」に達します。現在、
有効なワクチンや特効薬はありません。
2. 最大の懸念:ペットからご家族への「二次感染」
SFTSは人にも感染する「人獣共通感染症」です。
マダニから直接うつるだけでなく、「発症した犬や猫の血液や唾液などの体液」に触れることで、看病している飼い主様やご家族にも感染するリスクがあります。実際に、体調を崩したペットのお世話をする中で人が二次感染し、重症化・死亡してしまう痛ましい事例が国内でも報告されています。
3. 愛犬・愛猫と家族を守るための3つの予防対策
特効薬がないからこそ、「マダニを確実に駆除・忌避すること」が唯一にして最大の防御です。
* 毎月(通年推奨)のノミ・マダニ予防薬を定期的に投与する
* お散歩の際、草むらや茂み、藪にはなるべく入らせない
* ネコちゃんは感染リスクをシャットアウトするため「完全室内飼育」を徹底する
※もしお散歩後にワンちゃんの体にマダニを見つけても、絶対に手で無理に引っ張って抜こうとしないでください。
ダニの口先が皮膚に残り、化膿やウイルス感染のリスクが高まります。見つけたら触らず、そのまま当院へお連れください。
当院の看板犬、オーストラリアン・シェパードの美桜(みお)ちゃんも、毎月のマダニ予防を欠かさず行っています。大切なご家族とペットの健康を守るため、正しい知識でしっかり対策を始めましょう。
秋のお出かけシーズンですね、お出かけ前にしっかり対策お忘れなく!
「うちの子の予防期間は大丈夫かな?」「どんな種類のお薬が合うの?」など、ご不安な点がございましたら当院の獣医師・スタッフまでお気軽にご相談ください。
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https://wonder-cloud.jp/hospitals/berger-ah_yokohama/reservations